小林大使は、国民が敬愛、尊敬し、また、アラブの名君として評価の高いカブース国王からハイサム国王に引き継がれる歴史的な時に大使として勤務されました。
< 講演の骨子 >
・ オマーン概況
<日本との関係性>
オマーンの特徴 ‐‐‐「山椒は小粒でも」
・オマーンが迎えている転換点
1 統治体制の変化
2 外交スタンスの変化の可能性
3 正念場迎える内政課題
(1)財政難問題
(2)対応が急がれる経済多角化
〇 日本はオマーンの戦略的位置と安定性を活用できるか
オマーンのPotentiality
〇 日本は「山椒」の価値を、今一度認識しなおすべきではないか
ハイサム新国王のリーダーシップの下、指導体制を整え政策課題に取り組んでいるスルタン国オマーンの現在と挑戦について講演され、また、地方を旅行した際に予想もしないもてなしを受けた思い出なども披露されました。小林大使の体験を踏まえた分析、洞察、示唆に富む講演でした。アラブ湾岸地域の安定と発展に重要な役割を担うオマーンについて、改めて理解と認識を深める有意義な機会となりました。
協会会員の皆様には、引き続きご理解とご支援を賜りますようよろしくお願いいたします。
なお、小林大使の講演資料は、ご了解を得て協会事務局で保管しています、ご希望の方は、協会事務局までご連絡ください。