令和4年5月9日、目黒区駒場の東京大学・中東地域研究センター(UTCMES)の鈴木啓之特任准教授のご厚意により、協会の有志会員に向けての「駒場キャンパスツアー」が実施されました。

 東京大学の中東・オマーンに対する研究および友好親善への取り組みを知ることを目的とし、鈴木特任准教授の中東研究についての講義、カブースローズ・オマーン展示室・バフワーン文庫(※)の見学や、参加者による昼食懇談会が行われました。

(※)「バフワーン文庫」・・・オマーンの実業家ムハンマド・サウード・バフワーン氏の寄附によって開設された中東研究向けの図書室

 鈴木特任准教授の中東研究についての講義は、日本の中東研究の発展史を中心に行われ、特にその先駆者である地理学者の志賀重昂(しが・しげたか)について詳しい解説をいただきました。

 協会は、鈴木特任准教授の真摯な研究への取り組みに敬意を表するとともに、UTCMESが日本・オマーンの友好親善に積極的に貢献・努力されていることを実感いたしました。協会は、今後も「駒場キャンパスツアー」を実施してまいりますので、会員の皆様のご参加をお待ちしております。

 

 

<お知らせ>
東京大学中東地域研究センター(UTCMES)では、日・オマーン外交関係樹立50周年事業の一環として、2022年度連続企画「深掘り! オマーン・スルタン国」を開催します。(6/11~8/4・全6回)
対面・オンライン併用で開催いたします。
このセミナーには、どなたでも無料でご参加頂くことができます。是非ともお申込みください。
協会会員である福田安志理事も講師として登壇されます。

(詳細は下記URLのサイトをご参照ください。※ ↓「深掘り! オマーン・スルタン国(全6回)」の文字をクリック)